[大阪 24日 ロイター] 任天堂は24日、2013年3月期の連結営業損益予想を従来の350億円の黒字から200億円の黒字(前年同期は373億円の赤字)に下方修正したと発表した。携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の販売の伸びが想定を下回って推移しており、通期の販売計画を見直したほか、ユーロ安が響いた。

 トムソン・ロイター・エスティメーツによると、アナリスト22人が過去90日間に出した通期営業利益予測の平均値は213億円で、会社予想はこれと同水準だった。通期連結売上高予想は従来の8200億円から8100億円(前年比25.1%増)、当期純損益予想は従来の200億円の黒字から60億円の黒字(前年は432億円の赤字)に修正した。想定為替レートは、ドル/円は従来想定を据え置き80円としたものの、ユーロ/円は100円(従来予想105円)と円高方向に修正した。

  <3DSは「逆ざや」解消>

 岩田聡社長は会見で、製造原価が販売価格を上回る「逆ざや」が解消した「3DS」の販売動向について、「WiiU」の発売を控える中、据置型ゲーム機の「数量が落ちていることに対して、携帯型で補うのが当初のシナリオだったが、それが思いどおりにいっていない。国内では想定通り、部分的には想定以上の販売ができたものの、海外でそこまで行っていない」と指摘。3DSの販売は国内外で増加したものの、予想よりは少ない伸びであったとした。

 今期の据置型ゲーム機「Wii」の販売計画は500万台、年末商戦に日米欧豪で発売する次世代機「WiiU」の販売計画は550万台。新旧機種を合わせた通期販売計画は従来計画1050万台と変更はなかった。携帯型ゲーム機「DS」の販売計画も250万台で据え置いた一方、通期の「3DS」の販売計画は従来計画の1850万台から1750万台に100万台下方修正した。

 ただ、岩田社長は「3DS」の海外でのシェアは着実に高まっているとし、今後「3DS」の普及の加速や「WiiU」の投入、ダウンロード版ソフトの拡販などで「来期には任天堂らしい利益水準を取り戻す」考えを強調した。
 
 12年4─9月期の連結売上高は前年同期比6.8%減の2009億円、営業損益は291億円の赤字(前年同期は573億円の赤字)、当期純損益は279億円の赤字(前年同期は702億円の赤字)だった。前年同期の対ユーロの期中平均レートが約113円だったのに対し、今年4─9月期は約100円で推移。ユーロ安が響き減収となった。

  <スマホで環境は変化>

 岩田社長はスマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)やタブレット端末の普及が進むゲーム市場の見方について、スマホの高性能化などが「われわれのビジネスの環境を変えている」との認識を示した。

 一方で同社長は「任天堂のゲーム機を買っていただくからできるような娯楽づくりに集中することが、任天堂の存在価値を高め、任天堂の未来にとって正しいと信じている」と述べるとともに、「貴重な開発リソースを(スマホ、タブレット端末など)スマートデバイスのために使うという考えを持ってはいない」と話した。またソーシャルゲームに関しては「ビジネスとして魅力を感じていないし、競合としての関係もあまり考えていない」と、否定的な見解を示した。


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